通信制高校の中退率

通信制高校には公立と私立がありますが、そのどちらも中退率が多いというのが現実です。
若干公立のほうが割合としては多いのですが、それほどまでに差があるわけでもありません。


<公立の通信制高校の中退率>

大変残念なことではありますが、公立の通信制高校の中退率は50%を超えています。
フォロー体制を確立させていない分、どうしても自分自身の学習意欲や達成へ向けた意思などが大きく影響してしまいます。
しかし公立の通信制高校が作られた意義を考えれば、継続が個人個人に委ねられるのも仕方ないこと。
経済的な理由やその他の事情で高等教育の機会が得られない人に対しても、平等にその機会を得られるようにということから生まれたものです。
自身の努力によって掴み取れるという道だけは、しっかりと与えられています。
費用負担に関しても、かなり軽減されているのです。


<私立の通信制高校の中退率>

公立に比べ若干中退率は低いものの、やはり私立といえども50%を超えています。
しかし公立との圧倒的な違いは、「ビジネスとして成り立たせなければならない」という大前提があることです。
そのためには中退者の割合を減らし、高校卒業資格取得者を増やすことを目的として、サポート体制を充実させることが企業努力の一環となるのです。
たしかに年間の授業料などの費用負担は大きく、公立の10倍近くかかる学校もあります。
しかしそれだけ進路などの相談も行う機会を多くもうけています。
公立と私立の中退率は、これからますます開いてゆくと考えられます。