通信制高校は人生の再出発

通信制高校に通うキッカケは人それぞれですが、中退した理由もまた人それぞれです。中にはいじめの被害者となり不登校となって、通信制を選んだ方もいらっしゃるでしょう。様々な理由で皆さんはとても辛い経験をしたと思いますが、そこから自分の人生を幸せなものにするための最初のステップとして、通信制高校はとても頼りになる存在となります。


人間関係に慣れるために

通信制高校も全日制と一緒で、単位を取って卒業します。その単位の取得方法は、レポートの提出とテストを受けること、そして年に10~20回程度のスクーリングを受けることです。スクーリングは学校に直接赴いて授業を受けるシステムですが、人間関係で嫌な思いをした方々にとっては、スクーリングは難関となってしまいます。
しかし、ここで一度よく考えてみてください。通信制高校を卒業したら、ご自身はどのような生活を送るのでしょうか。

通信制高校を卒業し高校卒業資格を得て、それで人生おしまいという訳ではありません。その後大学を目指すのか社会人として働くかという、人と関わる世界がご自身を待っています。逃げ出さないと考えたからこそ通信制という言葉が目に留まったのですから、せっかくならその通信制を利用して、人に慣れる練習をしてみましょう。


通信制高校で充実した生活に足を踏み入れる

スクーリングは何十時間も学校にいる訳ではありません。決まった時間に学校に向かい、講師の先生と面談をするだけとう日もあります。実技がある場合は時間が長いパターンもありますが、大半は授業に集中しているので、面と向かって作業をすることはないのです。

そのような客観的な人との関係を学べる場所として、通信制高校はとてもおすすめです。月に何度かのスクーリングで人と一緒にいる空間に身体と心を慣らすことで、卒業後の自分に自身を持つことが出来るのです。

一度学校を辞めると、自分は集団の中に入ることは出来ないのではないか、はみ出しで別のもの扱いされてしまうのではないかと、不安がどんどん濃くなります。しかしその不安は自分で必ず排除することが出来ます。最初の勇気だけが必要です。再度学校にチャレンジしようという意気込みを持ったら、突然全日制に戻ろうとハードルを上げず、まずは通信制高校という道も検討してみてください。無理に頑張ろうとすると元気を使い果たす可能性があります。前向きな心を持ち続けるためにも、自分に合った環境で再出発を心がけてみましょう。